歴史を学ぶということはこういうことである。【サピエンス全史 上・下】

歴史を学ぶということはこういうことである。【サピエンス全史 上・下】

皆様、こんばんは。

早いもので、もう3月ですね。
平成の終わりも間近に迫った今日この頃、いかがおすごしでしょうか。
花粉に殺意を覚えながら、最近読んだ本を紹介してみようと思います。
ご紹介するのはコチラ。

著者

著者はイスラエルの歴史学者であるユヴァル・ノア・ハラリ氏です。

内容

本書は、人類が誕生し、今にちまで歩んできた歴史について、世界規模で書かれている作品です。

所感

本書について、知るキッカケは、ホリエモンこと堀江貴文氏が何かの記事で教養について話しているところに紹介してあった(確か・・・(笑))ので気になったことに始まります。

さてさて、内容はと言いますと、壮大でありまして人類の始まりから今日に至るまで の人類の歩みについて書いてあり、狩猟採集生活から農耕生活へ更には工業化社会へと変遷していく歴史において、人類の歴史の多くは虚構の上に成り立っていると語っているように感じました。文中の一例を挙げると宗教、国家などは、実際に存在するモノやヒトではなく概念であり、多くなりすぎた集団を効率よくまとめるための虚構のツールであるということを教えてくれます。

いわゆる、常識やルールとは、そもそも何なのかということについて疑問を持ったり、考えるキッカケをくれる本ではないでしょうか。

学校で学ぶクイズの穴埋めのような歴史とは違い、教養としての本当の歴史を学べる良書だと思います。太鼓判を押してオススメできる本です!

興味があれば是非ともご一読ください!

それでは、今日はこの辺で!