インプットとアウトプットの最強の習慣化【メモの魔力】

インプットとアウトプットの最強の習慣化【メモの魔力】

皆様、こんにちは。

もう間もなく、ゴールデンウィークですね。
皆さん、休日のご予定はお決まりでしょうか?
決まっていない方はこの本を読んでみてはいかがでしょうか。
以前、ご紹介したアノ男の新作です。

著者

著者は以前ご紹介したSHOWROOM株式会社の代表 前田裕二氏です。
そう言わずもがな、女優のいs・・・以下略。
本作は前作の人生の勝算からの新著となります。

内容

本書は、前作である「人生の勝算」が前田さんのひととなりについて書かれていましたが、今回はその中でも彼が現在に至るまでの具体的な行動として習慣化して続けてきた「メモ」について書かれています。

所感

いやぁ、彼って俺と同い年なんだよなぁ。とつくづく思ってしまいました。
前回の「人生の勝算」の所感のときもそうでしたが、とにかく生き急いでいる感が凄い。担当編集の箕輪さんをして「前田裕二ほど働いて成功できなかったら、もはや無能」と言わしめたようです(笑)
今回はそんな彼の核とも言える行動習慣の「メモ」について書いてあります。
いやいや、そんなこと言ったって前田裕二だからできるんでしょ?とたかをくくるのも一つの考えですが、前田裕二の一端を真似ることでもっと周囲に興味を持つことができるような気がしてならない作品です。

シマジ師匠の師匠である開高健文豪がシマジさんに贈った、
「編集者マグナ・カルタ九章」にも通ずるところがあるような気がします。
「9.森羅万象に多情多恨でたれ。」

事実、前田さんは徹底的に自己分析を行っており、その延長線上にある自分以外のヒト、コト、モノにも分析ができるようになったのではないかと思います。
とにかく「なぜ?」に対する感度がめちゃくちゃ高い人だなと驚嘆せざるを得ません。本作の一節で私がつい笑ってしまった部分を引用したいと思います。

突然ですが「なぜ流れ星を見た瞬間に願い唱えると夢が叶うのか?」、考えてみたことがありますか?願いがお星様に届くからでしょうか。おそらく、違います。僕が思うには、「流れ星を見た一瞬ですら、瞬間的に言葉が出てくるくらいの強烈な夢への想いを持っているから」です。

「メモの魔力」P147より

考えたことねぇよ(笑)
しかし、これが前田裕二という男なのです。抱きたい(笑)
日常の中にヒントがあり、常に「なぜ?」を持って生活していると、それまで蓄積されてきたインプットがどこかで噛み合いアウトプットされるといったイメージでしょうか。インプットも大事ですが、やはりアウトプットされないと結局のところ価値はないものです。「メモの魔力」を読んで思うところは、前田裕二程ではないけど、同じことはできる。この本にはそのノウハウが凝縮されている。
まさにインプットとアウトプット表裏一体の最強習慣化の方法はこの本にあり!と言ったところです。

是非、ご一読あれ!

おまけ
大阪で買ったこの本。図らずも前田氏のサイン入り本でした。

それでは、今日はこの辺で!